1973-09-26 第71回国会 参議院 運輸委員会 第33号
そういうのに重点があるのではないかと思いましたところが、そうじゃなくて、たとえば機関車乗務員の労働条件とか、あるいは車両の安全とか、あるいは踏み切り施設の整備とか、あるいは合理化反対だとか、基本的な、この前国鉄再建法を論議しましたときに、われわれが提起した問題がいま紛争の重点的なものになっている。 その中には、たとえば過去のマル生の残滓もあります。
そういうのに重点があるのではないかと思いましたところが、そうじゃなくて、たとえば機関車乗務員の労働条件とか、あるいは車両の安全とか、あるいは踏み切り施設の整備とか、あるいは合理化反対だとか、基本的な、この前国鉄再建法を論議しましたときに、われわれが提起した問題がいま紛争の重点的なものになっている。 その中には、たとえば過去のマル生の残滓もあります。
まあ、そういう外国の法制を研究いたしまして、運輸省といたしましては、毎々御説明申し上げておりますように、いわゆる原因者負担主義というものを、もっと現代的に敷縛して解釈いたしまして、道路交通の激増、しかも非常に速度の高い、速い自動車交通壁の激増という点にかんがみまして、そういったことが、踏み切り施設の整備を促すところの一つの原因である、要因であるというふうに観念いたしまして、建設省あたりとずいぶん話し
○米田正文君 今もちょっと運輸大臣が触れられましたが、国鉄としては輸送需要に対処するために、輸送力増強の新五カ年計画を策定して主要幹線の複線化だとか、電化、ディーゼル化、通勤の緩和、踏み切り施設の改善、車両の増強、東海道新幹線の建設等、いろいろな施設の改善の推進をしようとしておるわけでありますが、これらの新五カ年計画の完成は非常に全国民の要望しておるところでございます。
そこでその財源を何に求めるかといいますに、国有鉄道の原案によりますと、東海道新幹線や車両増備など、運輸量の増加によって収入を増加し得る施設関係については借入金により、通勤緩和やあるいは隘路線区の増強、踏み切り施設の立体化など、いわゆる能力は増加いたしますが、運輸量はこれに伴って増加しないような場合、たとえば単線区間を複線にしましても運輸量は直ちに二倍になるものではありません。
おそらく踏み切り施設について鉄道などで使っております金は、一年に五億くらいのものじゃないかと思う。そういうことでは、とても今の踏み切りはよくならない。そこで私は、こういう大きな予算が出たときに、これももちろん当てがある話でありましょうけれども、建設省なら建設省で、運輸省のワクなら運輸省のワクで、五百億なら五百億というものを取る。
○前田説明員 最近におきます踏み切り事故、あるいは輸送の激化に伴いまして、立体交差化あるいは踏み切り施設の改善によりまして交通の円滑をはかるということは、建設省におきましてもかねてから考えておりまして、できるだけの努力をして参ったところでございます。
あと、個々の会社につきましてどういうことになっているかということは、私はっきり承知しておりませんが、ただ、国鉄の五カ年計画におきましては、はっきりした数字は承知しておりませんが、踏み切りの立体交差化と踏み切り施設の改善を含めまして、二百億程度のことを五カ年間に考えているように承知しております。
予算の関係で非常にむずかしいと思いますけれども、やはり中央線等に関しましては、事故防止のために何らか徹底的な踏み切り施設をやるように一つ御努力願いたいと思います。 それから一昨年、有名なシャンソン歌手の黒木耀子親子が踏み切りで轢殺されまして、その際も電車会社の方では、黒木さんの方に過失がある、こういうことで、何と見舞金を一万円しかくれない。親子二人が死んで見舞金がわずか一万円です。
ただいま御説明がございましたように、建設省におきましても、法律によりまして一定の基準を設けて、踏み切り事故を少なくする、あるいは踏み切り施設を整備するという考え方に賛成でございますので、その根本趣旨においては両省とも一致しております。
その点私鉄になりますともっとひどいのですが、運転事故が減っておるにかかわらず踏み切り事故が減らないという事実は、踏み切り施設に対する手当が不行き届きである、これはもう判然とした事実であります。 そこで私はお尋ねしたいのですが、建設省と運輸省の間で、たとえば立体交差をする場合に、建設省と国鉄との間ではどのような話し合いになっておるか。
○前田説明員 踏み切り施設は道路と兼用しておりますので、その意味におきまして踏み切り施設は道路とも考えております。しかし、今御指摘の保安施設、信号機その他につきましては、われわれの方といたしましては道路の施設とは考えておりません。
○田中(榮)委員 そこで私は踏み切り施設の設置のことについてちょっと御質問したいと思いますが、今日の踏み切りの状況をわれわれしろうとで拝見しますと、道路の幅員の大体三分の一以下、あるいは広いところで二分の一ぐらいなものが多い。道路がかりに四十メートルあったときに、踏み切りだけは十五メートルくらいしかない、あるいは二十メートルくらいしかない。
従って私は民営部長とされては、私鉄の監督権の行使の上において、輸送力の増加にのみ重点を置かずに、こうした陰に隠れた踏み切り施設の改善に、会社側としてはいま少し努力するように監督をしてほしいと思う。現在われわれが私鉄の踏み切りを見ましても、きわめてずさんで、こんなところになぜ踏切番を置かないかというようなところに置いてない。自動警報機も何にもない。これは付近住民が非常に困る。
中央線におきましても、非常にそういった点で踏み切りが多く、かつまた、平面交差が多いということは事実でありまして、それぞれその踏み切りの交通量に適した踏み切り施設にするということで、国鉄でも計画をいたしておるわけでございます。
その対策といたしましては、列車の色彩を非常に極端な警戒色にして識別しやすいようにする、あるいは明るい前照燈を個数も三個つける、あるいは汽笛を高音と低音の二音とするというような、列車側からの警戒を多くすることも考えておりますが、踏み切り施設に対しましては、現在の第一種踏み切りに対しまして、今までよりも早く列車が接近して参りますので、これに対応する接近ベルを取りつけることにいたしております。
○竹谷委員 さきに海上では紫雲丸事件があり、また今日早朝に踏み切りで事故があって、まことに遺憾でありますが、今保安課長から事故発生の状況の概要の説明がございましたが、その中で、これは通称植田という踏み切りだそうでありますが、ここは第三種の踏み切り施設がしてある。